スーパートップ工法
オールケーシングの頂点を極め、幅広い施工にその実力を発揮
工法の概要
オールケーシングの頂点を極め、幅広い施工にその実力を発揮。
最もスタンダードな据置式の全回転式オールケーシング掘削機による場所打ち杭の硬質地盤用オールケーシング工です。本工法は、杭径φ1000~1500mmの標準施工に留まらず、大口径・超大深度の硬質地盤・岩盤掘削、急速の砂置換施工などにも威力を発揮するヴァーサタイルな施工方法です。
機械施工の普及によりわが国の一般条件での基礎工の平準化は急速に進行しましたが、その一方で、基礎杭の高度な耐震性確保、コスト縮減のための基礎構造の大口径・大深度化、大規模な地すべり地帯の超大口径大深度の抑止杭、巨大な換気立坑など、設計上要求される掘削技術は益々難度が高くなり、掘削技術の二極化が進みつつあります。
スーパートップ工法は、機械性能のシンプルな強さと、確かな技術、数々の難局を乗り越えた施工経験により常に新しい困難をクリアします。
工法の特長
-
ø800~3200mmの掘削径に幅広く対応できます。
-
最大でø3200mmで掘削長約50m(ケーシング長約70m)の場所打ち杭施工の実績があります。
-
専用の障害物撤去装置であるA-CR工法により硬質障害物の撤去にも適用できます。
-
クレーン位置と掘削機位置の高低差の大きい現場にも対応が可能です。
-
スーパートップ工法の機材を基本として、PAL-SYSTEM7工法、スクリュードライバー工法、PRD-ROSE工法等様々な技術群との組み合わせにより、低空間施工、低騒音、低振動、大深度掘削、超硬質岩盤掘削に対応することができます。
-
LIBRA工法や専用の掘削機周辺機材との組み合わせにより、経済的な作業構台の設置計画ができ、重仮設から基礎工に至る工程の急速施工のご提案ができます。