マイクロジョイントパイル工法
継手部の先行掘削を不要にした特殊短尺継手付き鋼管矢板の岩盤打ち込み工法
NETIS登録番号
KK-110045-AG
工法の概要
岩盤への直接打設の決定版!
特殊短尺継手(マイクロジョイント)によるショートピッチ化で先行削孔の手間を解消
工法専用のマイクロジョイント式の鋼管矢板を従来の約4分の1のショートピッチで打設することにより、継手部の先行削孔が不要となり、1工程で岩盤掘削と鋼管矢板の建て込みを行う究極の急速施工方法です。
適用工種
-
土留壁、仮締切壁、河川・港湾の護岸壁
-
ダムのリニューアル工事、機能追加工事の各種壁体
-
渡河橋梁や海洋橋梁などのための鋼管矢板井筒壁
-
各種河川、海洋構造物などの洗掘対策構造
-
産業廃棄物処分場など遮断対策を必要とする遮水壁
工法の特長
-
一般土砂を含む河床堆積物や岩盤層(岩級区分B以下)にも鋼管矢板を直接打設が可能です。
-
マイクロジョイントパイルと拡径式ダウンザホールハンマの組み合わせにより、継手部の先行掘削が不要となるため工程の短縮ができます。
-
製造工場にてマイクロジョイントパイルの雌部に膨張止水材を注入することにより、施工現場における止水注入作業が省略できます。
-
打込み後のマイクロジョイントパイルは固着されていないため、鋼管矢板の引抜きが可能です。
-
機械設備を少なくできることで組立・設置撤去などの附帯作業を低減でき、現場での作業が単純となります。
-
特殊短尺継手を採用することでダウンザホールハンマ工法だけでなく、拡径式中掘機併用鋼管矢板圧入工への適用が可能になります。
-
ショートピッチで鋼管矢板本管が配列できるため、同一径で従来の鋼管矢板より壁体の強度がアップし、深い水深に対応ができます。